カラナちほー その2

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 南カラナちほーはめずらしい仕掛けのあるゾーンだ。

 Quillmane 通称 QM、キルマネ、木馬。

 白いペガサスの姿をしたこの named、20 年前のあの頃は 1、2 回しか見たことがなかった。

 Project1999 ではスポーンのメカニズムが解明されており、数人いれば Pegasus Feather Cloak のキャンプが成立する。Jboots に次ぐ標準装備としてレビテーションを持っていないクラスに重宝されている。

 前回は こちら

 

 さて今回の南カラナちほー。

 ぷりんくんのモンク Rahuresia のクロークを取りにきたときの動画が出てきたのでなんとなく編集してみた。といっても、最近 Project1999 で遊んでいないので半年前の内容になる。

 前回の Takewo 氏の動画のように「突然あのおっさんが乱入」とか、Nasu ちゃんの「ありがとうクローク!」などのオチは特にないマッタリとしたものだが、仲間うち向けに残しておく。

 要約すると、

ぷりん「これ見たら終わりに」Souji 「はじまったところだ」

ぷりん「もうこれで終わ」Souji「0 時までやる」

ぷりん「クロークは幻という説」Souji「大丈夫だって」一同 (何がw)

ぷりん「そろそろあきらめ」Souji「6 時までやる」一同 (伸びとるw)

ぷりん「みんな大丈夫?」Souji「でるまでだ」一同 (えw)

 

木馬まとめ

 前回の記事では結構適当なことを書いていた。この時にいろいろはっきりしたのでまじめにメモをしておく。

 ここでは、PH として設定されているメスライオン (a lioness) と小象 (an elephant calf) のことをケモノと呼ぶ。鳥人間が住むアビアック村、A.K.A.〝KFCから湧いてロームをはじめるケモノを狩りつづける。すると、三箇所のいずれかに木馬が湧くという流れ。

 

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 ついてないと 1 時間も木馬が湧かないことがあるので、確率自体は相当に低く設定されているらしい。

 KFC のケモノ係の DPS は一人でもいいが、30 秒程度とかなり短い時間でリポップするため、DPS は多いほど木馬が湧く速度が早くなる。ケモノ係は DPS 数人、特にトラックのあるクラスはいたほうがいい。この動画のようにレンジャー x2 だと明らかに沸く間隔が短くなっている。

 また、これとは別に KFC からスプリットポーまでの間にいるケモノを狩るトラッカーが一人いれば、KFC で狩りそこねたものを始末できる。スプリットポー方面は足が速いバードが最適かもしれない。

 それ以上の仕組みは特にない気がする。

ペットトラックは極めて有効

 名前を指定して /pet attack コマンドを実行すると、そのゾーンに存在する場合だけペットが応答する。これを利用して named を確認することができる。

 赤・青・緑で木馬を待つ担当の人は、あんなに派手なモブなのに視線よりもやや上に飛んでいるせいで見逃すことがある。ペットトラッキング で防止することが出来る。

 /pet attack Quillmane

 /pause 5, /pet back off

 私はすぐ押すのを忘れるので、常に押しているボタンに重複して割り当てている。例えば移動のための A や D に割り当てるなど。これで、湧いているときは距離に関係なくペットが返答する。GINA でこれを拾ってモブ名を喋らせている。

 Search Text: tells you, 'Attacking (.+) Master.'

 Use Regular Expressions: チェック

 Text to Say: ${1}

 他のモブもトラックしたい場合は、

 /pet attack Quillmane

 /pause 5, /pet attack Groi_Gutblade

 /pause 5, /pet back off

 この例では Ring of Shadows がほしい場合。ケモノ担当はついでに a lion も掃除しておく。

と、ここまで書いておいてなんですけど……

 木馬のスポーンのスクリプトが変更された。

 これまでのスクリプトは Project1999 の創作だったらしい。

 そりゃ、そうだよね。あんなに簡単に沸くのなら、当時はもっとたくさん見ていたはずだわ。南カラナとはいっても人口はもっと多くいたのだし。

 今更 Quillmanewiki を見直していると「この内容は 2021/11 のパッチで正しくない」という記載がある。でパッチノートのほうを見たら「あの頃のスクリプトに近づけた」と書かれている。

 議論はこちらで行われていたようだ……

 今のところ PH すらはっきりしてない。発見したやつも漏らさないだろうし。というか、こんな 20 年前の Elf sim の分際で書きあげた時点ですでに陳腐化してるとか、どういうこと?w

アドビに思うこと

 気を取り直して、動画の編集をしていて思ったこと。

 M1 版の Mac mini で Premiere Pro (2022/1) を触っていると、いくつか問題に遭遇した。まずハードウェアがしょぼい問題。OBS で録画していた 2560 x 1600 の素材のままだと重すぎるのでローレゾのプロキシにしていたが、張り込む絵を Illustrator でいじりながらみたいなことをすると強烈に重くなる。単純にメモリーが足りていないんだろう。Mac Mini に何を求めてるんだという気もするが、私はただのエンジニアで普段はターミナルの中だけで仕事が終わるから、M1 Pro のようなものは勿体ない。でもつい、こういう時は馬力が欲しくなってしまう。

 それと、シーケンスをいじっている時にランダムで起きるのが、音声が割れてくる問題。編集中のモニター出力はもとより Mac 自体の音声出力がひずんでいく。これは徐々に悪化していき最後は聞き取れなくなるため、プレミアを再起動して毒抜きをする必要がある。OS そのものがおかしくなるので Mac の問題のような気もする。

 クラッシュもあった。ただこのソフトは業務用なのでリカバリー用のセーブが裏で頻繁に走っている。かなり最近までの操作が残っており、次回起動時にリカバリーが走るため、実害はほぼ無い。の、だが……「え、うそ、あばばばふじこlp」というのは心臓によろしくない。

 これがもし Illustrator の場合ならビット海の藻屑に消えるのだが、記憶を頼りに泣きながら作り直すとどういうわけか前よりも出来がよくなるw いわゆるアドビ流の品質向上術である。

 Intel 版でも起きていたことだが、H.265 でエンコードするとサブタイトルトラックが動画に載らない。H.264 にすれば回避できるので、私の設定がまずいのかもしれない。ここで M1 特有の問題に悩まされる。H.264エンコードをするとランダムなタイミングでフレームを落とす問題だ。そのため、クリーンな出力を得られるまで何度もエンコードしなければならなかった。

 追記: H.265 書き出し設定でキャプション → 書き出しオプション: キャプションのビデオへの書き込みを明示するとサブタイトルトラックも動画に入った。どうしてデフォルトで「なし」になってるんだろう? 長いあいだ頭が痛い問題だったので助かった。

 長時間編集をしていると何も操作をしていないのに CPU を 1 コアほど食い続ける問題macOS もプレミアも M1 に移行した直後というのもあって、大目に見る必要もあるのかもしれない。少なくとも Mac は一日一度は再起動が必要になる。

 近年のアドビはそもそもこういうことには無頓着のような気もする。プレミアに限らず些細なアップデーターなどの常駐ものでも無駄に CPU を食いっぱなしで居座るやつがいたりして、リソースの管理にはいい加減だ。この手のツールではアドビ以外の選択肢はほとんど存在せず、シェアが大きいだけにそうした問題も放置できてしまうのかなぁと思う。

 学生などに言わせれば、アドビリーダーなんてインストールすらしたくないほどの汚物扱いをされている。確かにあんなものを良しとしているくらいだから、大企業にありがちな病に罹っているのかもしれない。

 そう言っている私は、学生の頃から趣味の範囲で Illustrator を愛してきたアドビファンだったりもする。仕事で使うちょっとした図やイベントのキャラクター作成など、気づけば 30 年近い付き合いになろうとしている。

 こんなアドビには悲しまないはずがない。