Green サーバでカスタム UI が解放されたので、私も以前 Blue で愛用していた Duxa UI を入れてみた。
見た目はこういうクリーンな感じ。
DuxaUI は ここ から DL できる。
入れ方は簡単で、解凍して中にあるフォルダ duxaui を P99 の uifiles フォルダの中に入れ、ゲーム内で /load を実行して出てきたウィンドウから duxaui を選択して Load Skin を押す。
スペルブック
ところが、スペルブックの文字がテクスチャに埋もれて非常に見辛い。
Duxa のバージョンはもう長い間修正されていないはずだが……? いいや変わったのは私の方だ。私もいい加減おっさんなので老眼がじわじわ進行している。4K モニターの Window モードで遊んでいるので、文字が小さ過ぎる。
クイックハックでぱぱっとマシにできんもんか、と duxaui フォルダーを覗いてみるとほぼ xml だ。メモ帳で簡単に書き換えられる可能性がある。
EQUI_SpellBookWnd.xml がスペルブックの見た目を記述しているらしい。そこに <R> <G> <B> という項目がある、これはスペル名の色だろう。255, 255, 255 つまり白なのでこれを黒 0, 0, 0 にしてみた。が、大した効果はない。
バックグラウンドのテクスチャをどうにかして入れ替えないとダメだ。
黒く塗りつぶしてみよう。
xml によれば default_spellbook01.tga 〜 04 がテクスチャだ。これは duxaui のほうではなく default フォルダのほうにあった。オリジナルは壊したくないので、まずはこれらを duxaui フォルダにコピー、ファイル名を black_ に変更したので、ファイル名が変わったことを xml に書く必要がある。
EQUI_SpellBookWnd.xml をメモ帳などのテキストエディターで開いてファイル名が書かれたところを置換する。default_spellbook01.tga と書かれている箇所が 2 箇所あるので、両方を black_spellbook01.tga に書き換えて保存。
TGA 形式の画像編集は GIMP。
GIMP は、こんなものがフリーでいいのかと思ってしまうほど良くできたソフトだ。
black_spellbook01.tga を GIMP で開く。
右側のレイヤータブの横にあるチャンネルタブにて、アルファの上で右クリ > チャンネルを選択範囲に。
色をダブクリして黒を選択。
ツールボックスからブラシを選択。
ブラシから最大の円を選択。
選択範囲の中をグリグリやって黒で塗りつぶす。
ファイル > 名前をつけてエクスポート > エクスポート > 置き換える > RLE 圧縮はしない / 起点は左下 > エクスポートで保存。
EQ 内で /load duxaui で UI をリロード。
スペルブックを開いてみると、左上が黒くなった。読みは正しかったらしい。
そこで black_spellbook02 〜 04 にも同じ処理を施す。
ものすごく雑だが、こんな感じになった。左側が Duxa、右側は塗りつぶしたものだ。今度はフォントサイズをもっと大きくしたくなった。残念ながら xml の中をいくら探しても見当たらない。これは次の宿題。
ターゲット
ターゲットウィンドウの背景が透明で文字がとても見辛い。
文字が白で、特に影などの処理もしていないので、背景が白だとこうなる。
EQUI_TargetWindow.xml がそれっぽいのでいじってみた。
背景は黒、出来れば % 表示もバーからずらしたい。
背景が透明なのは、<Style_Transparent>true</Style_Transparent> となっているからだ。これを false にする。
また % 表記は <Label item="Target_HPLabel"> と "Target_HPPercLabel" の二箇所にある <Location> の <Y> を 12 から 24 にした。これで HP の % を下にずらせる。
背景の黒の箱とバーの位置の関係がアンバランスだったので、<Screen item="TargetWindow"> の <Size> を 124,50 から 114, 40 に調整。
これで雪原でも見やすくなった。
ここまでの操作が面倒な人は、こちらにアーカイブを置いておくので使ってほしい。
使い方
- 念の為 duxaui フォルダの EQUI_SpellBookWnd.xml と EQUI_TargetWindow.xml に .orig などをつけてオリジナルを退避
- zip を解凍
- tga 4 個と xml 2 個を duxaui フォルダに移動
- EQ で /load duxaui を実行